米乱射「全自動」に銃改造か

またアメリカで銃の乱射事件があった、フロリダ州オーランドでの銃乱射からそれほど経っていないように思う。

特に今回の事件は最初の報道で死者2人から、一気に50人を超えた、この変化により強い衝撃を受けた。

言葉は悪いが、自爆テロでも50人以上の死者を出すケースは少ないのではないか。

それがたった一人の銃乱射で死者59人、負傷者527人。記事の言葉を借りれば「米史上最多」の惨事となったのだ。

理解に苦しむところだが、ホテルの部屋からは銃が23丁、自宅からは数千発の銃弾が見つかったという。犯人は数丁の銃が自動で発射されるようにでもしたのだろうか。映画でも見ないような設定だ。

やはり真実は作り話よりも奇怪だ。

最も衝撃的だったのは、犯人は交通違反以外の犯歴はないという、日本ではよく「ふつうの人でした」というコメントが出るタイプの人だったことだ。

裕福だったとの話もある。こういう普通の人が起こす凶悪犯罪は、いわゆる過激派の起こすテロ以上に恐ろしい。程度の差こそあれ、日本でもこの傾向は見られるのではないか。